道の駅いわいずみ復活の舞台裏とは?
トヨタレンタリース岩手
観光情報2017.05.08
《今話題、道の駅いわいずみを直撃取材!!》
車での旅行の時、普段何気なく使う『道の駅』。
ドライブの休憩所としてだけでなく、その土地の特産品があったり、オリジナルのソフトクリームがあったり、場所によっては温泉施設が併設してあったり。
どれも個性的なので、休息がてらついつい寄ってしまいますよね。
20年ほど前に制度がスタートした『道の駅』ですが2017年現在、全国には1117駅の道の駅があります。岩手県内には32箇所が登録されています!
その中で、今回は4月20日に全館での営業を再開した『道の駅いわいずみ』を紹介します!
まずアクセス方法(盛岡方面)をお伝えしますね。
盛岡市内の北山トンネルをスタート地点とし、車で国道455号線を東に(盛岡市外山森林公園や岩洞湖沿いの道を通過)走ること2時間。
右手に大きな白い建物が見えてきます。こちらが『道の駅いわいずみ』です。
広々とした駐車場に車を停めて、いざ建物へ近づきます。
この部分がメインの入り口のようです。
青空に映える白壁が印象的ですね~。
個人的には向かって左側、木材を全面に表現したこちらの建物のデザインもオススメです。
建物の梁が幾何学模様のように見えるところや、天井の丸みを帯びた照明設備がなかなかお洒落になっています。
《居心地のよい空間作りの秘密と、総括支配人の熱い想いとは?》
さていよいよ施設内へ!
施設は大きく分けて、レストランと売店に分かれます。
まずは売店部門へ。
店内に入った瞬間、まるで森林の中にいるようなフワッとした香りがしてくることに驚きます。
それはなぜか?
その理由は下の写真、赤い矢印で示した商品棚やレジ台にあります。
これらは道の駅営業再開に際し作成した、オリジナルの棚です。
地元の赤松と杉を使い、地元の業者さんが作ったそうです。
そこから出る清清しい香りが店内を気持ちのよい空間に変えています。
この棚にはもうひとつ秘密があります。
その高さに注目してください。通常よくある商品棚より低めに設定されていると思いませんか?
背の低い棚にすることで、子供やお年寄りが商品を選びやすいよう工夫されていて、それがお店全体の明るさや開放感につながっているのです。実際のところ売り場の面積自体は以前より小さくなっているのですが、それを感じさせない開放感にあふれています。
今回、総括支配人である茂木(もてぎ)さんに話を伺いました。
——–オープンから3日が経ちました。今のお気持ちは?
台風10号により営業停止を余儀なくされましたが、地元の方のご支援もあり、短期間で再開できたと感じています。この支援は、お金だけでなく泥かきなどの形での支援もありました。
———道の駅いわいずみをどのような施設にしたいですか?
店内にある商品を見ると、いわいずみ短角牛や龍泉洞黒豚という『山のもの』もあれば、わかめなどの『海のもの』もあり豊富な品揃えになっています。これはまさに岩泉の地理的背景や魅力を表しています。
また岩泉の特産品だけでは地元の方が飽きてしまうので、二戸など近隣の商品も取り揃えていきます。
この道の駅は、『被災した岩泉の現状を発信』するのではなく、『岩泉が本来持つ魅力を発信』する施設にしていきたいです。
この茂木さんの言葉の通り、店内は色んな商品がずらり。
岩泉が誇る特産品『いわいずみ短角牛』や
JALのファーストクラス(!)でデザートとして提供されているかりんとうなどのお菓子、
その他岩泉焼の陶器や花など沢山の特産品が並んでいます。
かなり魅力満載の品揃えですね~。
新設のカフェもあり、そちらも気になります。
茂木総支配人、お忙しい中、取材ご協力ありがとうございました!
さてお腹が空いた我々は、施設内のレストランへ向かいました。
地元食材を使ったカレー、ラーメンがある中、『とんかつ定食』をチョイス!
いただきます!
う、
美味すぎる・・・・。
お肉自体のきめ細かさや、脂に甘みのある肉質もさることながら、衣と肉の間に閉じ込められたジューシーさに感動しました!美味すぎます!
一口食べた時の、サクサクの衣の中の肉質の良さにすぐ気づくと思います!
ご馳走様でした!
以上、道の駅いわいずみの直撃取材でした。
以上企画課の高橋がお伝えしました(-ノ□д□-)